ロックとブルースを心底愛するふたり。
ロメル・アマードと小林琢也によるデュオ。
神戸で野太い音を鳴らし、うねり続ける事うん十年。
ロメル・アマードにしか出せない音があり、間があり、言葉があって、空気がある。ここで来るやろ！って思ったところで来なくて、少し気を抜いてたらグイーンとやって来る。
唯一無二と書くとなんか使い古された陳腐な表現のようだが、ロメル・アマードは間違いなく唯一無二なんです。存在そのものがすでに。
そして親子のように歳の離れた小林琢也は、ロメル・アマードの孤高の道を静かに辿りつつ自らの内面世界に刻み込む。

十何年か前の事です。僕は須磨海岸で行われたボブ・マーリー(ジャマイカのレゲエレジェンド)の追悼ライブにスタッフとして参加しました。そのイベントのささやかな打ち上げがあり、そこには多くのミュージシャンもいて順番に置いてあるオンボロのギターを使って1曲づつ演奏してました。
そんなこんなしてるところにロメルさんがひょっこり現れて、司会者に促され1曲披露してくれました。実はその時が、僕が初めてロメル・アマードという男を認識した時でした。まさかレゲエイベントの打ち上げでドアーズの曲やるとは、、、しかも弾き語りで。僕はそんな人が大好きなのです。
良く言えばスローカーブで打者をはぐらかす頭脳派ピッチャー。悪く言えば求められると、わざと求められた事と違う事をして存在感を出そうとする悪ガキ。
それ以来の長いお付き合いをさせていただいてます。
今回こうしてボナルーカフェに呼ぶ事ができてうれしく思います。

開催日：2017年3月5日(木)
時間　：18:30 open / 19:30 start
入場料：2000yen+1ドリンクオーダー